気分安定薬を服用する時に、薬剤を間欠的に投与したり、服薬不遵守があると、病状悪化を招く

気分安定薬を服用する時の注意点

気分安定薬を服用するときに、薬剤を間欠的に投与したり(医師の問題)、服薬不遵守がある(患者の問題)と、かえって病状の悪化につながると言う報告があります。

それは、薬剤の反応性が落ちることや、再燃の誘発、再燃周期の短期化が起きるという現象です。

双極性気分障害になかに、短期間に躁とうつを交互に繰り返すものでラピッドサイクラーと言われるタイプの病態があります。

このタイプの治療には気分安定薬が絶大な効果を示します。

不適切な気分安定薬の使用の危険性

しかしながら、不適切な気分安定薬の使用は、医寮性ラピッドサイクラーを発現させている可能性もあり、処方する医師は間欠的に投与する危険性を十分に認識しておく必要があります。

また、予見不可能なことが原因で、血中濃度に急激な変化が起こる可能性もありますので、定期的な血中濃度測定はあくまで“急な変化がないかどうか”をチェックするためのものを考えてください。

治療効果は血中濃度と必ずしも相関しないという報告があるからです。

つまり、血中濃度が低くてもその人の状態が安定しているならば、濃度を上げるのではなく、その濃度で安定させることを考えたほうがよい、と言う意味です。

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